靴の臭いを取る方法!次亜塩素酸を使った靴の消臭法 | リビングプロダクツ株式会社
ウイルスの除菌や消毒などによく用いられる次亜塩素酸は、正しく使用することで重曹やミョウバンのように消臭剤として活用できます。靴の臭いを取る方法としても重宝されていますが、清掃・消毒に使うというイメージが強いため、人体に対して悪影響が及ぶことはないのかと不安に感じている方も多いようです。
そこでこちらでは、次亜塩素酸の消臭効果や次亜塩素酸で靴の臭いを取る方法についてまとめました。靴の臭いに悩まされていて悪臭を取る方法を知りたい方や、次亜塩素酸の安全性に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
臭いのもとになる雑菌を強力除菌!次亜塩素酸の消臭効果
次亜塩素酸とは、塩酸または食塩水を電解することによって得られる塩素のオキソ酸の一種です。
水溶液中でのみ安定して存在できることから、一般的には次亜塩素酸水として殺菌・消毒などに用いられています。
用途からもわかるとおり、次亜塩素酸には優れた殺菌作用があり、タンパク質などの有機物に触れると酸化または塩素化反応を引き起こして細菌を不活化できます。
その殺菌力は非常に強力で、厚生労働省が発表した資料によると、大腸菌や黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌など様々な細菌を1分で死滅させたそうです。靴の臭いの原因は、汗と皮脂が混ざり合ったものをエサとして雑菌が増殖することにあるので、次亜塩素酸水で殺菌すれば足の臭いをスッキリ解消できます。
◇次亜塩素酸ナトリウムとの違いに注意!
「次亜塩素酸」というと、家庭用の漂白剤をイメージする方も多いと思いますが、消臭・殺菌に使われる次亜塩素酸水と、家庭用漂白剤に使われている次亜塩素酸ナトリウムはまったくの別物です。
次亜塩素酸は皮膚と同じ弱酸性の性質で、基本的に無臭です。目や口などに入っても害はなく、消臭効果は大きいという性質を持っています。
一方、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性の物質で、原液を100倍以上に薄めても強力な塩素臭を発します。刺激臭が強く、人体に悪影響を及ぼすおそれがあるほか、金属などを腐食させる可能性もあるため、日常生活で活用するのは困難です。肝心の消臭力も次亜塩素酸水に及ばない上に独特の塩素臭が残ってしまうので、消臭剤としては使いにくいのが実状です。
このように、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムはまったく異なる性質を持った物質なので、間違えて使わないようにしましょう。
次亜塩素酸を使った靴の臭いを取る方法
次亜塩素酸水は家庭用のものが市販されています。次亜塩素酸ナトリウムを市販の炭酸水で中和して作ることも可能ですが、次亜塩素酸ナトリウムは腐食性が高いので市販の次亜塩素水を購入するのがおすすめです。こちらでは、次亜塩素酸水を使って靴の臭いを取る方法を3つご紹介いたします。
◇次亜塩素酸水を靴に吹きかける
次亜塩素酸水をスプレーボトルに入れ、靴底を中心にまんべんなく吹きかけます。その後、よく乾かすだけで靴の消臭は完了です。
しかし、靴の素材によっては色あせの原因になる場合もありますので、革靴の場合は目立たない部分で試してから使いましょう。
◇次亜塩素酸水で浸け置き洗いする
靴の臭いが強い場合は、浸け置き洗いをして消毒する方法もあります。水に次亜塩素酸水を適量混ぜ、その中に靴を浸けてしばらく放置しましょう。
その後、水できれいにすすいでしっかり乾かせば、嫌な臭いをきれいに解消できます。
◇次亜塩素酸水を足全体にスプレーする
次亜塩素酸水は食品添加物に指定されるほど安全性の高い成分なので、直接足に吹きかけて消臭することも可能です。
次亜塩素酸水を足にまんべんなく吹きかけたら、乾いたタオルできれいに拭き取ってください。足の雑菌繁殖を防げば、靴に嫌な臭いがつかなくなるので、間接的に靴の臭いを取る方法として活用できます。
次亜塩素酸水で靴の臭いを取る方法はとても簡単!人体にも無害で安心
次亜塩素酸水は家庭用漂白剤などに使われる次亜塩素酸ナトリウムなどに比べて安全性が高く、独特の臭いも少ないので、靴の臭いを取る方法として大活躍します。
靴に吹きかけるのはもちろん、足に直接吹きかけて殺菌・消臭することも可能なので、用途や目的に合わせて使いわけましょう。
次亜塩素酸ナトリウムと炭酸水があれば次亜塩素酸水を手作りできるので、作り置きしておけば日常的な消臭に役立ちます。
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