靴の臭いを取る方法!クエン酸を使った消臭剤の作り方 | リビングプロダクツ株式会社
万能クリーナー剤として重宝されているクエン酸ですが、実は嫌な臭いを解消する消臭剤にも利用できます。もとは柑橘系の果物や梅干しなどに含まれる酸味成分の一種なので、直接肌に触れても刺激を感じず、人体や素材を傷めずに消臭できるのが特徴です。一方で、低刺激だから消臭力も弱いのでは?と効果に疑問を感じる方も少なくありません。
そこでこちらは、クエン酸の持つ消臭効果と、クエン酸で靴の臭いを取る方法をご紹介いたします。化学成分に頼らずに靴の臭いを取る方法を知りたい!という方はぜひ参考にしてください。
抗菌作用で臭いを撃退!クエン酸が靴の臭いを取る方法として最適な理由
クエン酸が靴の臭いを取る方法として適しているのは、雑菌に対する優れた抗菌力を備えているためです。
靴の臭いの原因は足の裏にかく汗や皮脂ですが、それぞれの物質は本来無臭であり、嫌な臭いを発するものではありません。しかし、汗や皮脂が混ざり合うと雑菌のエサになり、繁殖スピードが速くなると言われています。もともと雑菌は高温多湿の環境下を好むので、蒸れやすい靴の中は格好の繁殖場所となり、悪臭を生み出すことにつながります。
クエン酸を使用すれば、臭いの原因となる雑菌の繁殖を食い止められるため、定期的にお手入れしていれば梅雨どきや夏場でも足の臭いを抑えることが可能です。クエン酸の抗菌効果については実験でも明らかになっており、塩酸を使用した場合よりも高い抗菌効果があることが報告されています。
スプレーからパックまで!クエン酸で靴の臭いを取る方法
クエン酸は粉末のままでも液体にしても使用できるので、好みの方法で靴の臭いを消臭できます。
こちらでは、クエン酸で靴の臭いを取る方法を4つご紹介いたします。
◇靴の洗浄に使う
粉末のクエン酸を靴の洗浄に使うと、汚れを落とすと同時に消臭効果を得られます。まずは水とブラシだけで靴の汚れをざっと落としたら、粉末のままのクエン酸を靴全体にまんべんなくかけて、ブラシでこすっていきます。一通り洗い終えたら、水できれいにすすいでしっかり乾燥させます。
◇クエン酸スプレーを消臭剤として使う
水に溶かしたクエン酸をスプレーボトルに入れて、クエン酸スプレーを作ります。作り方はとても簡単で、小さじ1杯分のクエン酸と100mlの水をスプレーボトルに入れてよく混ぜるだけです。完成したクエン酸スプレーを靴全体にまんべんなく、かけて乾かせば、靴の嫌な臭いを解消することができます。できれば、靴を履く前と脱いだ後にクエン酸スプレーを使うと消臭効果が長持ちします。
クエン酸もスプレーボトルも100円ショップなどで販売されているので、コストもかからず経済的です。なお、クエン酸スプレーは靴以外の場所にも使えますが、金属部分にスプレーした後、長時間放置すると腐食してしまうおそれがあるので注意しましょう。
◇クエン酸ペーストを使って浸け置きする
クエン酸に混ぜる水の量を調整すれば、水溶液ではなくペースト状のクエン酸を作ることができます。水溶液に比べると液だれしないので、気になる部分の臭いを取る方法を求めている方におすすめです。
たとえば、蒸れやすい靴の爪先部分にペーストを付着させ、しばらく放置してからブラシなどで磨くとより高い消臭効果が期待できます。クエン酸ペーストを作るときは、コップなどの容器に適量のクエン酸を入れ、少しずつ水を入れて粉末がペースト状になるまで練っていきましょう。
◇クエン酸パックで靴の臭いを取る方法
靴の臭いがきつい場合は、クエン酸スプレーとラップを組み合わせたクエン酸パックを試してみましょう。靴の爪先などにキッチンペーパーを詰め、その上からクエン酸スプレーをたっぷりと吹きかけます。ペーパーが完全に湿ったら、その上からさらにラップをかけて3時間以上放置しましょう。時間が経ったらブラシでこすって水できれいにすすぎます。
クエン酸で靴の臭いを取る方法は簡単&経済的!
クエン酸には、臭いのもとになる雑菌の繁殖を防ぐ抗菌作用があるため、靴のお手入れに使えば嫌な臭いの消臭に役立ちます。クエン酸で靴の臭いを取る方法は複数あり、粉末のまま洗浄する方法もあれば、液状にして吹きかける方法もあります。靴の臭いの度合いやライフスタイルに合わせて好みの方法を選び、定期的にお手入れすることをおすすめします。
リビングプロダクツ株式会社では、竹炭と銅チップを不織布袋に入れた消臭剤を販売しています。靴の中や靴箱など、臭いが気になる場所に入れておくだけなので、クエン酸スプレーよりも手軽です。不織布袋はレッド・オレンジ・ブルー・グリーン・グレーの5色展開なので、好みのお色をお選びください。
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