銅の消臭効果の原理 殺菌・抗菌・除菌の違いとは? | リビングプロダクツ株式会社
臭い対策の方法は大きく分けて「消臭」「防臭」「脱臭」の3つがあります。いずれも嫌な臭いを改善する手段という点は共通していますが、臭いに対するアプローチや効果の現れ方にそれぞれ違いがあります。
また、臭いを発生させる原理の元になる雑菌対策についても「殺菌」「抗菌」「除菌」「滅菌」の4つに分かれており、やはり手段や効果に差があります。
そこでこちらでは、各種臭い対策や雑菌対策の違いをわかりやすくまとめます。今話題の銅を使った臭い対策の原理はどのジャンルに当てはまるのかについても詳しく説明します。
臭いへのアプローチ方法が異なる!消臭・防臭・脱臭の違い
同じ臭い対策でも、
消臭・防臭・脱臭にはどんな違いがあるのか、それぞれの意味を比較してみましょう。
◇嫌な臭いを消す「消臭」
消臭とは、消臭成分などを使用して嫌な臭いを中和し、臭いそのものを消してしまうことです。臭いを生み出す原理に直接働きかけて無臭化するので、様々な臭いに対して優れた効果を発揮します。
代表的な手段には銅や銀、緑茶などを使った消臭があります。
◇臭いの拡散を防ぐ「防臭」
防臭とは、臭いがあちこちに広がるのを防ぐことです。例えば防臭シートをかぶせたり、芳香剤の香りで嫌な臭いを押さえつけたりするのは防臭に分類されます。
◇臭い物質を吸着する「脱臭」
脱臭とは、臭い物質を吸着し、広く拡散させるのを防ぐことです。防臭とやや意味合いが似ていますが、脱臭の場合、炭や活性粘土のような多孔質の物質を使用し、臭い物質を吸着させて取り除くなどの方法を行います。
フィルターなどで臭いを除去するのも脱臭に分類されます。
◇おすすめは銅などを使用した消臭
ここまで3つの臭い対策を紹介しましたが、中でもおすすめなのが銅を使用した消臭です。防臭は臭いを物理的に押さえつけるだけなので根本的な解決になっていませんし、芳香剤などの臭いが混じるとさらに強い悪臭になってしまうおそれがあります。
一方、脱臭はよい香りと悪い臭いの区別がつかないので、フレグランスなどの香りも脱臭してしまうおそれがあります。
その点、銅を使った消臭は嫌な臭いの原理に直接アプローチできるので、悪臭だけをピンポイントで消せるのが大きな魅力です。
臭いの原理にアプローチする殺菌・抗菌・除菌・滅菌の違い
嫌な臭いが発生する原理には、雑菌の繁殖が関わっています。
そのため、消臭グッズや防臭アイテムの多くには「殺菌」「抗菌」「除菌」「滅菌」などの文字が記載されていますが、それぞれどんな意味を持つのかチェックしてみましょう。
◇雑菌を死滅させる「殺菌」
殺菌とは、薬剤などを使って雑菌を殺すことです。雑菌対策には非常に有効ですが、薬事法の対象である医薬品や医薬部外品などに限定された表現で、消臭剤などの雑貨には使用できない決まりになっています。
◇菌の繁殖を抑える「抗菌」
抗菌とは、雑菌の繁殖を防ぐことです。殺菌よりもやや効果は穏やかですが、菌の増殖を抑えることで臭いの発生を根本から食い止められます。
なお、銅の消臭効果の原理はこの「抗菌」に該当します。
◇雑菌を取り除く「除菌」
除菌とは、雑菌を取り除くという意味です。殺菌とほぼ同じ意味で、医薬品や医薬部外品以外の雑貨品の表現に使用されます。
◇あらゆる菌を死滅させる「滅菌」
滅菌とは、あらゆる菌を死滅させることで、かなりハイレベルな雑菌対策となります。そのため、日常生活ではなく、病院での消毒などに用いられます。
一般的に雑菌に対する効果が強くなるほど人体や物へのダメージが大きくなると言われています。
そのため、消臭目的の雑菌対策なら抗菌効果だけで十分でしょう。
臭い対策には抗菌・消臭に優れた銅を活用するのがおすすめ!
臭い対策と雑菌対策にはそれぞれ複数の種類があり、手段や効果に違いがあります。
最も効果的なのは臭いの原理に直接働きかける「消臭」ですが、雑菌対策に関しては強力な物ほど人体や物に与える負担も大きいため、日常的な消臭に使用するのはやや抵抗があります。
消臭目的だけなら雑菌の繁殖を抑える抗菌効果だけでも十分ですので、体臭や汗臭に悩まされている方は消臭・抗菌作用に優れたアイテムを利用しましょう。
おすすめは銅を使用した消臭グッズで、高い抗菌効果を持つ銅イオンが雑菌の増殖を防ぎ、嫌な臭いの発生を抑制してくれます。
銅は人体に無害な金属なので毎日使っても皮膚や体に負担をかける心配がなく、安心して継続使用できるでしょう。
リビングプロダクツ株式会社では、銅と竹炭をブレンドした消臭グッズを販売しています。レッド、オレンジ、ブルー、グリーン、グレーの5色展開していますので、ぜひお買い求めください。
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