靴用消臭剤として入れるのに適しているのは炭と銅どっち? | リビングプロダクツ株式会社
炭や10円玉などの銅は身近なところにある靴用消臭剤として多くの方に親しまれています。臭いを解消するメカニズムはそれぞれ異なりますが、どちらも優れた抗菌・消臭効果を持ち合わせており、臭いの悩みを抱えている方におすすめのアイテムと言えます。
靴用消臭剤として靴の中に入れるなら、炭と銅のどちらがより適しているのでしょうか。こちらでは、炭と銅の消臭効果や注意点を比較し、靴に入れるならどちらがおすすめなのか紹介します。
臭い対策で靴に入れるのは炭?銅?自分に合う方法を選びましょう
炭と銅では、それぞれ靴の臭いに対するアプローチの仕方が異なります。また、靴用消臭剤として使う場合の注意点にも違いがありますので、自分に合った方法を選ぶのが良いでしょう。
◇炭は臭い物質を吸着する働きがある!定期的なメンテナンスは必要
炭は表面に無数の孔を持つ多孔質で、臭い物質を吸着して空気をきれいにする効果があります。靴用消臭剤として使うときは、炭を入れた袋をなるべく爪先までしっかり届く形に整えてから靴の中に入れると効果的です。なお、炭の消臭効果は2~3ヵ月くらい経過するとだんだん衰えてきます。その場合、表面のホコリを払ってから陰干しすれば、再び消臭効果が復活します。
◇銅から発生する銅イオンは雑菌の繁殖を抑える!カビの発生には注意
95%が銅でできている10円玉を靴の中に入れると、銅から発生する銅イオンが殺菌・抗菌効果を発揮し、臭いの元になる雑菌の繁殖を抑えてくれます。
ただし、10円玉を入れっぱなしにしたまま靴を履くのはNG。私たち人間は毎日足裏にコップ1杯分の汗をかきますが、靴の中が蒸れると10円玉が錆びてカビが発生するおそれがあります。銅の錆びは緑青といって、人体には無害ですが、靴や靴下に色移りしてしまうことがあるため注意しましょう。
銅特有の臭いが気になるという方は、炭を靴用消臭剤として使ったほうがよいかもしれません。ただし、炭は種類によって消臭できる臭い物質に違いが出るので、靴用消臭剤として使う場合は購入する炭の種類をチェックする必要があります。
炭は種類によって消臭できる臭いに違いがある
私たちが普段「炭」と呼ぶ木炭には大きく分けて2つの種類があり、それぞれ吸着する臭い物質に違いがあります。
◇トイレやキッチンの消臭なら黒炭
クヌギやナラなどの木材を400~700度で蒸し焼きにし、窯が冷えてから取り出した物が黒炭です。酸性の性質を持っているため、アンモニアや腐敗臭など、アルカリ性の臭いを消臭するのに効果的です。消臭剤として利用する場合は、トイレやキッチンなどに設置すると良いでしょう。
◇靴に入れるなら白炭
1,000℃以上の高温で焼き上げ、燃えている状態で取り出して鎮火させた物が白炭です。代表的なものに備長炭があり、アルカリ性の性質を持っているため、汗臭や体臭といった酸性の臭いの消臭に役立ちます。足臭にも効果が期待できるので、靴に入れるなら白炭を入れるのがおすすめです。他には、クローゼットやタンスなど衣類を収納している場所の消臭にも役立ちます。
炭を消臭剤として使う場合は、まず消臭したい場所の臭いが酸性なのかアルカリ性なのかを確かめたうえで、相性のよい炭を選ぶと良いでしょう。なお、お手入れの方法に関しては炭の種類による違いはありませんので、置く場所に気を付ければ大丈夫です。
炭や銅を靴用消臭剤として使うならリビングプロダクツ株式会社へ
炭と銅は両方とも靴用消臭剤に適した素材です。銅は殺菌・抗菌効果を発揮し、臭いの元になる雑菌の繁殖を防ぎ、炭は袋に入れて出し入れするので簡単です。
このように、炭と銅にはそれぞれ特徴があるので、自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
リビングプロダクツ株式会社では、一般の木炭と比べて約3倍もの微細な孔が開いている竹炭と、純度99.9%の銅チップをブレンドした靴用消臭剤を販売しています。
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